アーク溶射

工法説明 金属スリーブの表面に、アーク放電で溶融させた別の金属を圧縮空気で噴射・積層させる工法です。
特長 メッキと比較して短時間で大量の積層加工が可能であり、また大掛かりな加工設備や廃液処理システムは必要ありません。
スリーブ表面に積層させる金属により、熱伝導性や電気抵抗、耐食性といった特性を付与することが可能となります。
採用例 複写機・プリンター用の加熱ロール、定着ロール(開発案件)
資料 積層メタルスリーブ熱移動比較(面方向、厚み方向)
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基本情報

【加工可能寸法】
外径:φ12~80mm
長さ:L400mmまで
厚み:
基材) t0.2mm~
溶射層)t0.05~0.5mm

【加工可能材料】
基材 :ステンレス、チタン、ニッケル合金、鉄
溶射層:アルミ、銅

ステンレス基材の上にアルミや銅を積層させることで、高強度を保ちつつ、
スリーブ全体の熱伝導率を向上させることが可能となります。

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