スピニング ~高強度シームレススリーブ加工用

工法説明 スリーブ生地をスピニング加工機のマンドレルに挿入、高速回転させると同時に加工用治具がスリーブ生地表面を扱き、長手方向に延伸加工します。
特殊工法『スピニング』は当社の固有技術です。
特長 均一な厚みを維持しつつ、高い寸法精度と高強度化を実現します。従来の薄肉加工用スピニング設備を改良、加工部の剛性を高めると同時に、製品の寸法精度を向上させるため精密な制御機能を追加しています。ご用途に応じて厚みt3.0mmまでの厚肉スリーブ製品の加工が可能です。

本設備で加工されたステンレス製品は加工硬化の作用により
高い機械強度を実現、同時に高い寸法精度を両立します。
採用例 ・家電用高速モータのロータ永久磁石補強部材
・電動コンプレッサーのロータ永久磁石補強部材
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基本情報

【加工可能寸法】
内径:φ12~50mm
長さ:~L300mm
厚み:~t3.0mm
内面粗度:Rz≦1.5µm
外面粗度:Ra≦0.3µm

【加工精度】
φ10~15(ID)×t1.0×L100mmの場合
内径:±0.005mm
内径円筒度:0.02mm以下

【引張強度/0.2%耐力】
SUS316L製メタルスリーブ:1,100~1,200Mpa/1,000~1,100Mpa

【加工可能材料】
SUS304、305、316L、βチタン、64チタン、インコネル、鉄、銅、アルミなど

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